コラム

2018年08月30日

ためになるコラム

腰痛と寝具のお話 2

どんな寝具を選んだらいいか

前回、腰痛と寝具の関係についてお話ししましたが、今回はさらに掘りさげて、寝具によって頸椎(けいつい)や腰椎(ようつい)に変化が出てくることについてくわしくお話ししたいと思います。

それぞれに合った、「寝やすい」寝具選びが重要と前回お伝えしましたが、「寝やすい」というのは、たんに好みや柔らかさの問題ではありません。

人により骨格や体重も異なりますので、一概に「これがいい」というのはありえません。

また、いくら柔らかいものが好みであっても、からだに合わない柔らかさでは、腰に体重が集中してしまい、マットレスに腰が沈みこんでしまいます。(下図参照)

こうした、からだに合っていない状態の姿勢を長時間続けてしまうと、腰に負担がかかり、朝起きたときに腰痛がひどいということになってしまうのです。

では、硬いマットレスであれば腰が沈み込むこともなく、負担がかからないのか、というとそれも違います。

からだはまっすぐではなく、自然な状態では少し曲がっているので、硬すぎる布団でもからだに無理な負担がかかってしまうのです。

下の図を見ていただくとわかるとおり、腰から背中にかけてのマットレスとすき間のある部分や、首などに負荷がかかってしまうため、マットレスと接地している部分に余分な重力がかかり、痛みが出てしまうのです。

年齢を重ねるごとに関節がいたんでくることは前回にもお話ししましたが、関節がいたんでくることによって動きも悪くなります。

子どもは3時間の映画をじっと座ってみていても、どこかが痛くなるということがありませんが、大人が子どもと同じように長時間の映画を見ようとすると、どうしても腰が痛くなったり首や肩がこったりしてしまうのはそのためです。

多くの学校でよく使われている、かたい木の椅子に、子どもは毎日座って授業を受けていると思いますが、大人が同じようにかたい木の椅子で1日仕事ができるでしょうか?

とても痛くなってしまって無理だろうと思います。

同じように、関節の動きの悪くなった状態で、硬い布団に寝てしまうと、無理のある動きや、すき間のできる部分など、負担のかかるところが出てしまうので、朝起きたときにふしぶしが痛いような状態になってしまいます。

自分にとって理想的な寝具とは?

硬すぎず、柔らかすぎない、自分の身体に合った理想的な寝具を見つけるためには、横になっているときの理想的な状態を知ることが大切です。

では、横になったときの理想的な姿勢とは、どういった状態でしょうか。

図を見ていただいてもわかるとおり、腰のうしろ、首のうしろの、すき間のある部分をしっかり支えて、なおかつ腰が沈まない状態が理想です。

また、人によってあお向けで寝たり、横に向いて寝たり、うつぶせが安心して寝られるといったようなくせもありますから、よくしている姿勢に合わせたマットレス選びというのも重要になってきます。

最近では、寝方に合わせた、「横向き寝」用、「あお向け寝」用のマットレスや、人間工学に基づいて、腰の部分や背中の部分の硬さや圧をかえた、体圧分散できるマットレスも売っています。

CMや広告などで目にするものや高いものがよく見えてしまいがちですが、寝具は千差万別なので、どれがよいと決めてかかるのではなく、自分に合いそうな物を根気よく試してみるのが良いでしょう。

1人でお店のマットレスに寝転んでみても、なかなか横から見たからだの状態はわかりませんから、誰かと一緒に行って、不自然に沈んだり、曲がったりしていないかみてもらうのもいいかもしれません。

 

あお向き寝や横向き寝、うつぶせ寝、どれも長所、短所がありますが、どうしても腰が痛いという方は、あお向きやうつぶせよりも、横向きで寝るのがもっとも腰への負担は軽いといえます。

また、横向きで寝ると背中の自然なカーブは維持されやすいので、朝起きたときに背中が痛いという方も横向きの方が良い場合もあります。

しかし、横向きで寝るのを続けると、重力の影響でからだのゆがみの原因にもなりますから、毎日同じ向きで寝ないようにする、定期的にゆがみを矯正するなどの注意が必要です。

自分にぴったり合う布団やマットレスで、からだの自然なカーブを維持して眠れるようになると、眠りの質が変わりますし、朝起きたときにどこかが痛いということもおこりにくくなります。

ですから、年齢で仕方ないとあきらめずに、根気よく探してみてください。

また、腰痛体操やストレッチで関節を柔らかくすることも予防や痛みの緩和に効果的ですので、朝起きたときのからだの痛みに悩まれている方は、はやしばら整形外科までお気軽にご相談ください。

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