Osteoporosis
骨粗しょう症
骨粗しょう症とは

骨密度の低下は
大けがの原因になります。
加齢や薬の副作用などが原因で骨密度が低下する病気を「骨粗しょう症」といいます。
骨がもろくなることで、転んで手をついたり、くしゃみをしただけでも骨折してしまうことがあります。
特に足の付け根(大腿骨)や腰(腰椎)の骨折は、日常生活の動作(ADL)を大きく制限し、将来的に寝たきりになるリスクもあります。
骨粗しょう症マネージャー
による診療
当院には、「骨粗しょう症リエゾンサービス(Osteoporosis Liaison Service:OLS)」の役割を担う、骨粗しょう症に関する専門知識を持つ医療スタッフが在籍しています。
予防・診断・治療の充実を図るとともに、社会への啓発活動を通じて、健康格差の縮小や健康寿命の延伸に貢献することを目指しています。
「治療しても改善しない」「どこに相談すればいいかわからない」とお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
こんな症状ありませんか?
骨粗しょう症の治療は
早期発見が大切です。
このような症状や疾患に
お悩みの方はご相談ください。
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- 背中や腰が曲がる
- 背中や腰が痛む
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- 身長が縮んでくる
- 息がすぐ切れる
整形外科は、骨、筋肉、靭帯、神経などの運動器官に関わる病気や外傷を診断・治療します。代表的な疾患には、骨折、脱臼、捻挫、椎間板ヘルニア、関節リウマチ、ギックリ腰などがあります。これらは、赤ちゃんから高齢者まで、すべての年齢層の患者さまが対象です。
骨粗しょう症の検査の種類
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問診
骨粗しょう症に関する質問にお答えいただきます。
現在気になっている症状だけでなく、閉経の時期やこれまでの病歴、食事・運動・生活習慣などについてもお伺いし、総合的に状態を把握していきます。 -

骨密度検査
骨密度は、骨の強さを判断するための重要な指標です。
骨密度検査では、骨の中に含まれるカルシウムなどのミネラル量を測定します。
検査方法にはDXA法があり、横になる・座る・手を装置に置くといった簡単な動作で行えるため、身体への負担も少なく安心して受けていただけます。 -

レントゲン検査
主に背骨のX線撮影を行い、骨折や変形の有無、骨の密度が低下していないかを確認します。骨粗しょう症かどうかを見極めるだけでなく、他の病気との鑑別にも役立つ重要な検査です。
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血液・尿検査
骨代謝マーカー(骨吸収マーカー・骨形成マーカー)と呼ばれる検査によって、骨の新陳代謝がどの程度活発に行われているかを把握することができます。
骨粗しょう症の
治療について
食事療法

骨をつくるためには、カルシウムに加え、その吸収を助けるビタミンDや、骨の形成に関わるビタミンKなどの栄養素をしっかり摂取することが大切です。
これらをバランスよく取り入れることが推奨されています。
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カルシウム
カルシウムは、1日あたり牛乳コップ約3杯分が目安とされています。多く含まれる食品には、牛乳やチーズのほか、しらすや干しエビなどがあります。毎日の食事で意識的に取り入れましょう。
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ビタミンD
ビタミンDは、日光を浴びることで体内で合成されます。
食事からは、しいたけ・煮干し・いわしなどの食材で摂取でき、必要に応じてサプリメントやお薬で補うことも可能です。 -
ビタミンK
ビタミンKを多く含む代表的な食品には、納豆、しそ、抹茶などがあります。
これらの食材を日々の食事に取り入れることで、骨の健康維持や骨密度の低下予防に役立ちます。
運動療法

運動を通じて身体に適度な負荷をかけることで、骨は徐々に強化され、丈夫になっていきます。特に体重を支える骨(脚や腰の骨など)は、運動を続けることで骨密度が増し、骨折しにくくなる効果があります。さらに、筋肉を鍛えることによって、身体を支える力が向上し、姿勢が改善されるとともに、転倒やケガのリスクも減少します。これにより、日常生活の中での安全性が高まり、生活の質が向上します。
激しい運動や過度な負荷をかける運動は必ずしも必要ではなく、ウォーキングやヨガといった軽度から中程度の運動が非常に効果的です。
これらの運動は、心身の健康を維持し、柔軟性やバランス感覚を高めるためにも役立ちます。
薬物療法

骨粗しょう症の治療薬は、大きく分けて3つのタイプがあります。
症状や体の状態に応じて適切な薬を選ぶ必要があるため、詳しくは医師にご相談ください。
- 骨が溶けるのを防ぐ「骨吸収抑制薬」
- 骨の再生を助ける「骨形成促進薬」
- ビタミンD・ビタミンK・カルシウム製剤などの「補助的な薬剤」
