2018年08月30日
ためになるコラム
一日中パソコン仕事で首や肩のこりがひどい
現代において、パソコンを使って仕事をしなくてはいけないというひとはどんどん増えていると思います。
病院も例外ではなく、はやしばら整形外科でも、カルテの管理やメールでの連絡など、パソコンで行っています。
パソコンは非常に便利で作業を効率的にしてくれたり、パソコンでしかできない仕事もある反面、毎日のデスクワークでの無理が重なり、肩こりや首の痛み、腰痛をうったえてご来院なさる方も多くいらっしゃいます。
しかし、そうした肩のこりや首の痛み、腰の痛みを放っておくと、さらに深刻な痛みや、頸椎(けいつい)ヘルニアなどの病気の原因にもなりかねませんので、早いうちに対策を講じておくことが非常に重要です。
同じ姿勢を長時間続けないように
まず、一番簡単に行っていただける方法としては、同じ姿勢を長時間続けないようにすることがあげられます。
会社で朝、ラジオ体操などの朝礼を行ったり、ストレッチを行ったりしているところもあるかと思いますが、デスクワークが主の会社では、出勤と同時に自分の席に着き、仕事を始めたりと、あまり皆で体操をしてから仕事を始める、というのは多くないかもしれません。
もちろん、朝に簡単な体操をしてから仕事にとりかかる、というのも、体を動かす仕事の場合はけがの予防などにもつながるので良いのですが、デスクワークの場合は、仕事の前にするよりも、仕事の合間に体操やストレッチをする方が効果的です。
仕事に集中していると、4、5時間同じ姿勢でパソコンに向かっている、という患者さまのお話を聞くこともありますが、長時間同じ姿勢でいると、身体の一カ所や、同じ部分に負荷がかかってしまうため、非常によくないので、意識的に身体を伸ばしたり、ストレッチをしたりする必要があります。
ラジオ体操などの体操やストレッチを行っている場合には、身体の隅々まできちんと伸ばしたり、指先もきちんと動かしたりすることにより、体操の強度があがり、血行も隅々まで行き渡るので、効果的と言えます。
体操をするときは、指先やつま先までしっかり伸ばして行うよう、心がけましょう。
スペースなどの問題で、なかなか全身を動かして体操はできない、という場合でも、意識的に1、2時間おきに席を立って笑だを動かすとか、椅子に座ったままでもできる肩のストレッチをしたり、首を回したり、目の体操をしたり、といったことをするだけでも、少し違ってくると思います。
しっかりとした体操をすることより、こまめに動かしておくことが大事なので、意識して仕事の合間に行ってみてください。
はやしばら整形外科では、腰痛体操などもご提案させていただいており、こまめに行っていただくことで、腰痛の防止だけではなく、頸椎ヘルニアなどへの予防にもつながりますので、体操を習いたい、というだけでもお気軽にご来院ください。
便利グッズも取り入れてみよう
最近では、人間工学に基づいた、長時間座っても疲れにくいような椅子や、手軽に椅子の上に敷いて使える、姿勢を良く保ってくれる座布団のようなものなどもありますから、そういったものを活用してみるのも良いと思います。
ただ、こういったものも、個人個人のからだに合わないと意味がありませんので、宣伝文句をうのみにせずに、実際に座ってみたり、いろいろな商品を比べてみて、自分の身体に合うかどうか、じっくり考えてからご購入なさるのがよいと思います。
キーボードやディスプレーの高さをかえてみたりして、目線が下がり過ぎないようにすることで、自然と姿勢も良くなりますから、自分にあった便利グッズも探してみましょう。
それでも、こまめな体操やストレッチは欠かせませんので、便利なものを使いこなしつつも、適度に身体も動かすように心がけてください。
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